爪切りを好きな猫さんは、果たしているのでしょうか。
御多分にもれず、我が家の愛猫ういちゃんも、爪切りは大嫌いでした。
タイミングを間違えると、こんなことに・・・!
そこで爪きりが嫌いな猫、ういちゃんの爪を切るために、我が家では様々な工夫をしてきました。
そして現在では大人しく、爪を切らせてくれるようになりました。
お迎えした子猫の頃は、本当に大嫌いで、爪を切るのは一大イベントでした。
爪を切らないと、家具や床が傷ついたり、飼い主も引っかき傷をつけられたりで、良いことは1つもありませんよね。
今回は、「爪切り嫌いな猫に、嫌がられない5つのコツと我が家の対策」のお話です。
【もくじ】タップできるよ!
子猫のういちゃん初めての爪切りは動物病院で
産まれて初めての爪切りは獣医さんにおまかせ
生後8週頃、我が家にお迎えしたういちゃん。
野良猫だったので、爪は長く伸びています。
次回は10日後にまた来てね。
子猫だから、伸びるのも早いでしょうし、次回は行く前に切っておきましょ。
しかし、この考えは甘かったのです。
簡単そうに見えたけど・・・結局10日間で2本しか切れず
見ている分には、すごく簡単そうに見えたのですが、やはり相手はプロ。
実際やってみると、全くじっとしていてくれず、爪切りどころか手を触っただけで逃げていきます。
結局2本しか切れなかったわ。
私がういちゃんを、爪切りを嫌がらない猫にしてみせる!
どうしてもであれば、動物病院で切ってもらいましょう。
爪が長くて、今すぐにでも切りたい。
そんな場合でも、押さえつけたり、無理に切るのはオススメできません。
急がば回れ・手と肉球を触ってゆっくり慣らそう
首筋や顔の周りなどを撫でている時に、手も優しく撫でるようにする。
あくまで優しく、マッサージやコミュニケーションのつもりで行うこと!
※長い爪をチェックしておくと、爪切りも楽になります。
あと、肉球プニプニするの、幸せです。
コツ1・嫌がって逃げられる前に素早く!上手な爪切りは準備から
爪切りを出してくる間に、逃げらたりしていませんか?
爪切りに気づかれる前に、さっと準備して、そしてすぐに切ってしまうのがコツです。
1.いつでも取り出せて、取り出すのに音の出ないところに爪切りをしまう。
→音が出るところにしまうと、出す時の音で逃げていきます。
2.長い爪を覚えておく。
→早く終わらせられるように、日頃からチェックしておこう。
猫用爪きりなら「廣田工具製作所のギロチン爪切り」がおすすめ
はさみタイプより、ギロチンタイプは切った時の衝撃が少なく、猫が嫌がりにくいです。
お高いだけのことはあり、特にこちらは切れ味が抜群です。
1度使えば、もう他の物を使う気にはなりません。
さっと切れて、お互いにストレスフリーです。
コツ2・寝込み、寝起きを狙え!爪切りのタイミングは猫に合わせる
飼い主の都合の良いタイミングで、爪切りをしようとしていませんか?
猫のタイミングに合わせると、いつもより楽に切れるかもしれません。
出来れば日中、起きてきた時か寝ている時。
夕方や夜、元気な時や、テンションの上がっている時は避けましょう。
爪切りできなくても、可愛いから良し!
見える場所で手を出して寝ている時は、絶好のチャンス!そっと切ってしまいましょう。
しっかり慣らしていないと、
寝ている時に手を触られた→爪切り!!!
と気づいて、すぐに起きて逃げてしまいます。
コツ3・2人なら1人より楽、1人なら道具を使おう
1人が抱っこして気を逸らせている間に、もう一人が爪を切る
我が家ではめで夫が抱いて、めで子が切るという役割分担がなされています。
めで子さんは、ういちゃんの気を引くのがあまり上手ではないわね。
1人で切るなら、便利な道具を使おう
キャットグルーミングバックは、手が出るから切りやすい
ただしこちらは、猫によっては入れさせてくれないかもしれません。
おちつくネットなら、猫自ら入ってくれそう
落ち着く色で、洗濯ネットより丈夫なのでおすすめです。
無理に入れてしまうより、中におやつをいれたり、首にスポッとかぶせると、自ら入ってきますよ。
上にバスタオルなどをかけてあげると、よりリラックスできるかも。
コツ4・おやつが貰えるなら、爪切りできない猫も我慢できる!?
爪切り=おやつ・そう覚えてくれれば、しめたもの。
するとういちゃん自ら、ブラッシングを催促してくるように。
両方慣らす為にさっと1、2本爪を切り、すぐにブラシングをして、おやつをあげるのがおすすめです。
2人体制でおやつをあげつつ、爪を切るのも良さそう
膝の上に乗せ、1人はおやつをあげつつ、もう1人は爪を切る作戦です。
カリカリのおやつなら、1人でも出来るかも。
コツ5・頻度は多く、時間は短く、嫌がるようならすぐにやめる
とにかくさっと済ませ、時間をかけないことが、最大のコツです。
- 慣れないうちは、2、3本で終わらせる
- 短く切ろうとしない
- 嫌がったら、長いところがあってもやめる
小まめに、手早く、コツコツが大事!
慣れるまでは、ほぼ毎日爪切りしてたよ。
痛い、嫌だ!そう思わせないことが大事です。
嫌がらず、大人しく爪切りできる猫を目指せ!
日頃のコミュニケーションが大事
5回撫でたら35年延びーる。
すっかり慣れて、上手に爪切りができるようになった、ういちゃん
2020年で4歳、大人になったういちゃんは、慣れて嫌がらずに爪切りをさせてくれます。
しかしそれでも時間がかかり過ぎると、嫌そうにするので、全ての爪をまとめて切ることはしていません。
慣らすのに時間は掛かりますが、しっかり慣らせば、とても楽に爪が切れるようになるので、ぜひお試し下さい。
ブラッシングも一苦労!そんな方は、ブラッシング好きの猫は作れる!猫が催促するようになった対策とコツをチェックしてね。