子猫を飼うことに決めたら、自宅にお迎えする前に、家やお部屋の準備が必要ですよね。
キャットフードや食器、トイレを購入して準備はOK・・・?
「買った食器とトイレはどこに置くべき?」
「あれ、ケージは絶対に必要なのかな?」
「掃除はしたけど、このままのお部屋で猫と人間が一緒に住める?」
この記事では、「子猫を家にお迎えする前の部屋の準備のポイント」を2人と1匹でチェックしていきます。
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動物の気持ちにはちょっと詳しい、心優しきお父さん。
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- 猫部屋のおすすめレイアウト
- 子猫に危険だと思った物とその対策
- 子猫と人間が、同じ部屋で生活する時の注意点
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他にも、実際に子猫をお迎えした時に危険だ!と思ったことや、やっておけば良かった~と当時失敗した体験談なども書いているので、ぜひご覧下さい。
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【もくじ】タップできるよ!
ケージを用意していなかったら部屋でうんちをされた失敗談
お迎え当日の話です。
「お留守番の時間はほとんどないから、ケージはいらない。」
当時はそう考えて、猫のトイレや食器を置く猫部屋を用意し、生後2ヶ月の子猫をお迎えすることにしました。
![手のひらに乗ったキジトラ白の子猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/03/1-3.jpg)
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そして翌日。ご飯を食べてトイレでおしっこをしたものの、うんちをする気配がありません。
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ういちゃんは猫部屋で探検したり、遊んだりと元気な様子でしたが、心配になった我々は動物病院へ連れて行くことにしました。
マンガ カリントウ
![マンガ カリントウ](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/05/0d6f050e2e434471f0040b9f772d4dea.jpg)
部屋の隅でうんちは済ませていた模様
動物病院へ連れて行った翌日に、カラカラに乾いたウンチが発見されました。
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どうやら生後2ヶ月の子猫には、6畳の部屋でも広すぎたようで、探検中にもよおしてしまった様でした。
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ケージの中でトイレを使ってからお部屋に出すことをおすすめします
お迎え当日にケージを用意しないなら、トイレでうんちをするのを見るまでは、目を離さないようにするべきでした。
難しいようなら、まずはケージの中でトイレを覚えてもらうのが良いと思います。
新品のトイレは匂いもついておらず、今まで使っていた物とも違うので、初回が肝心です。
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今後子猫を長時間お留守番させる予定がある場合や、汚されたくない物がある場合、また怪我や災害に備えて、ケージは1つ用意しておくことをおすすめします。
猫部屋に危険な物を置かなければお留守番も安心
当時用意した猫部屋は、猫部屋とは名ばかりの物で、今考えると子猫に危険がいっぱいの部屋でした。
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物も死角もいっぱいで、だから粗相してしまったのよ。
そこで「こんな部屋なら子猫のお留守番も大丈夫!」というお部屋作りのポイントを見ていきたいと思います。
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猫部屋には家電・家具はできるだけ置かない
猫は高いところに登るのが大好き!高さのある家具に登るのも、もちろん大好きです。
じゃあ、家具があった方がいいのでは?と思うかもしれません。
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子猫は登れるけど降りれないことが良くある
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勇気を出してジャンプ!
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運動能力が上がるまでは危険と常に隣り合わせ
生後4,5ヶ月頃まではまだまだ運動能力が低いのに、無茶をして高いところに登ったり、自ら出られないような空間に潜り込むことが良くあります。
![どこでもいっしょのクロのぬいぐるみに潜り込むキジトラ白の野良猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/sVUP1BMyjFnSCuI1594123657_1594123760.jpg)
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運動能力に合わせて「この高さなら大丈夫。この家具なら絶対に倒れない。」という確認ができてから物を置くようにすると安心です。
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猫のトイレや食器はどこに置くべき?おすすめ猫部屋レイアウト
![猫部屋レイアウト](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/f6a09f1006d2ed39ee12fab75cab8b92.jpg)
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キッチンに近く猫トイレに遠い場所を食事スペースに選ぶべし
![猫部屋のお食事スペースとトイレはできるだけ離す](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/0d3207be520a75703c29c48b47b444a1.jpg)
食事のスペースを猫トイレから離すのは、本能的にトイレの傍で食事をすることを嫌うからです。
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子猫の食事についてはこちらの記事をご覧下さい。
キャットフードや水を持ってくるのに、食事のスペースは入り口とキッチンに近いほうが便利です。
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水飲みは複数設置が安心
祖先は砂漠で暮らしていたこともあり、猫はあまり水を飲みたがりません。
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飲みたがるように、場所にも気を配るべし!
フードと水飲みは離すべき?
猫が野生で暮らしている場合、餌場と水場は同じ場所にはありません。
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しかし・・・同じ所に置いても、普通に飲んどるがな~。
野良猫だったり、神経質な猫でない場合は、フードの近くに置いても飲んでくれることが多いようです。
ただしフードに水がかかると痛みやすくなるので、隣接するのでなく、少し離しておいたほうが良いでしょう。
水飲みは複数あると安心
複数用意しておけば、水が少なくなってしまったり、こぼしてしまった時にも使えて便利です。
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トイレは部屋の奥の隅がおすすめ
![トイレを使うキジトラ白の猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/03/4-3.jpg)
- 静かで、気が散りにくい場所
- 猫のテリトリーから、遠くない場所
- 猫の食事の場所からは、衛生的に離す
- 掃除をしやすく、目の届く場所
- 気温の変化が少ない場所
トイレに集中できる静かな場所、そして飼い主が把握しやすい場所に置きましょう。
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トイレのしつけについては、こちらの記事をご覧下さい。
テリトリーを見下ろせる高い場所・外が見える窓は猫のお気に入り
![キャットタワーから縄張りを見下ろすキジトラ白の猫](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/6-3.jpg)
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問題なく降りられるようになったら、キャットタワーは必須アイテムです。
![窓の外を覗くキジトラ白の猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/05/17-5.jpg)
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毎日欠かすことなく、外の景色を眺めています。
![遠くを見つめるキジトラ白の猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/80e27ffafc4713772a4d3519dd1c9742.jpg)
日向ぼっこポイントがあるとさらに良し
![日の光を浴びるキジトラ白の猫ういちゃんと息子](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/05/9a25238a709f13a8b4d7d04c4332fb28.jpg)
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![窓辺でくつろぐキジトラ白の猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/772eb4265d2709f2d511c41b6f8246de.jpg)
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猫ベットは季節に合わせて素材や場所、高さを変えてみよう
猫はお気に入りのポイントを見つけるのが上手ですが、さらに快適に過ごせるよう、人間のほうでもお手伝いしてあげましょう。
置く場所や高さを変えることで、季節や気温に合わせて、猫が選べるようにすると良いです。
![ニャンともマカロンの中にいるキジトラ白の猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/05/20-7.jpg)
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人間と猫が一緒に過ごすなら、出入り自由で脱走が出来ない工夫を
自宅の間取りや、ご家庭の方針によっては、
「猫はどこでも出入り自由です!」
「猫部屋を用意するスペースはないよ~。」
という場合もあると思います。
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また留守番のときにはケージや猫部屋で過ごしてもらうつもりでも、在宅時にはリビングやダイニングで一緒に過ごすよ。という飼い主さんもいるかと思います。
ただ猫と同じ部屋で暮らす場合は、人間が過ごしやすく、かつ猫も安心できる空間作りが必要になってきますね。
- 猫が自由に行き来できる
- 脱走は出来ない
- 猫の危険を減らす
猫が自由に行き来できるように工夫が必要
まずは猫が自由に行き来できるように、猫の通り道を確保してあげる必要があります。
- ドアストッパーでドアが閉まらないようにする
- キャットドアを設置する
- キャットウォークやキャットタワーで移動できるようにする
脱走はグッズや対策で完全に防止
猫と人間が同じ空間で過ごす場合、一番注意しなければならないのが猫の脱走です。
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脱走ポイントは主に窓と玄関です。
![玄関でお出迎えする茶トラ白の猫ムギ](https://uimede.net/wp-content/uploads/2020/02/fabbe13a09031f222f554e9da77b1d4c-1.jpg)
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安全に過ごすために危険な物や壊されたくない物は隠す・しまう
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隠す!しまう!危険な物一覧
- ハサミやペン、尖った物
- コップや食器類等の割れ物
- フライパンなどの調理器具
- コンセントや電源コード
- 薬
- 髪ゴム
- ティッシュ
- アクセサリー
- 布や糸
- 革製品や毛皮
子猫はなんでもおもちゃにしてしまう
子猫はとても好奇心旺盛。
おもちゃでないものも、目に入れば何でもおもちゃにしてしまいます。
![バックのフリンジで遊ぶキジトラ白の猫](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1210-ANIMATION.gif)
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電源コードとコード類はまとめる
全く気にしない猫もいますが、中にはコードを咬むのが大好き!という猫もいます。
感電もとても怖いですが、体に絡んでしまったり、誤飲してしまうこともあるので、紐類は特に注意が必要です。
子猫の頃は誤飲もしがち
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- 髪の毛
- おもちゃの羊毛フェルト
- ビニール
誤飲についてはこちらの記事で、詳しくまとめています
【猫の誤飲まとめ】我が家の猫達が飲みこんでしまった物とその時の対処法
特に気をつけたい家電
登りやすい高さで、倒れやすい家電は特に危険です。
- 洗濯機
- テレビ
- 扇風機
- 加湿器
- 電気ポット
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棚の上の物も要注意
登ったら何か物を落としてしまう。と学習するまでは、家具に置いてある小物なども落とされたり、なぎ倒されたりするので、まとめておくかしまっておきましょう。
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しかし、実家の猫ムギは物があっても構わず飛び乗ります。
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我が家はムギ・ファーストです。
他にもこんな部屋が危険!子猫のうちは注意したいところが山ほどある
- お風呂場やトイレ
- 寝室
- キッチン
![浴槽に落ちたキジトラ白の子猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/10-4.jpg)
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お嬢ちゃん、危ないでしょ~。
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![布団に潜るキジトラ白の子猫ういちゃん](https://uimede.net/wp-content/uploads/2018/04/RyBlmLmU28UDSAf1594129865_1594129961.jpg)
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台所で特に気をつけたいのが、台所のコンロや、まだ熱い調理器具などです。
特に揚げ油やコンロのいたずらは命に係わるので、可能なら出入り禁止にするか、料理中はケージの中に入っていてもらいましょう。
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他にも子猫に注意したいことについては、こちらの記事でまとめています。
どれだけ安全に気をつけていても、子猫の頃は常に危険と隣合わせです。
上手にケージを利用しつつ、お互いが快適に、そして安全に過ごせるお部屋を模索して下さい。
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現在猫について、日々勉強中。