愛猫ういちゃんを我が家にお迎えしたのは、生後2ヶ月頃のことでした。
それまで猫の飼育経験がなかった我々は、まさにわからないことだらけ。
何を食べるのか、何が好きなのか悩みつつ、色々なキャットフードを用意したものでした。
そこで今回は当時を振り返り、生後2ヶ月の子猫の餌について、詳しく書き出していきたいと思います。
「ミルクっていつまで?他のフードはいつから?」
「ご飯は1日何回、どれくらいあげればいいの?」
「他にも子猫の餌で注意することってある?」
という方はぜひご覧下さい。
【もくじ】タップできるよ!
保護した猫ならまずは病院で、口の中の状態も合わせてチェック
ういちゃんは元野良猫で、産まれてからはお母さん猫と過ごし、母乳で育ちました。
その後お母さん猫が交通事故で亡くなり、最初に保護した方から、すぐに我が家へお迎えすることになりました。
そのため、我が家にお迎えした頃は、今まで何を食べていて、何なら食べれるのか良くわからない状態だったのです。
でも困ったわ。一体何をあげたらいいのかしら?
食べているものがわかれば、引き続き与えよう
急にフードを変えると、お腹を壊してしまいます
先に保護した方の話では、ミルクとウェットフードがいいのでは?ということだったので、我が家では準備していた物をまず与えてみることに。
マンガ ういちゃん ついに我が家へ
しかし食事の他にも気になることが沢山あったので、まずは動物病院へ行くことにしました。
病院で診察、推定7、8週頃・乳歯がはえているからカリカリもOK
乳歯もしっかり揃っているし、これなら小粒のドライフードも食べれそうだね。
もう卒乳の時期でしょう。
子猫にはどんなフードをどれくらいあげたらいいの?
子猫に与えるフードの目安
生後2ヶ月(8週)頃までは離乳期なので、徐々にフードを切り替えていく。
生後すぐから4週間頃まで
母乳、もしくは子猫用ミルクのみ
4週間頃から
ミルクをメインに、子猫用ウェットフードや、ふやかしたドライフードを離乳食として与える。
徐々にミルクから切り替えるようにしていく。
8週間頃から
ドライフードとウェットフードを混ぜたり、交互に出したりすることで、ドライフードに慣れさせる。
大丈夫そうなら、ドライフードに切り替えていく。
子猫に与えるフードの量の目安
子猫は加減を知らないから、食べすぎ注意!お腹を壊すことも
しかも、踏んじゃう子だったのよねぇ。
こまめな体重測定と調節が◎
そして残し具合などを見ながら、調節するようにしよう。
子猫は沢山の栄養が必要だから、子猫用キャットフードを選ぼう
特に生後6ヶ月までは、より多くの栄養素を、摂取させる必要があります。
栄養満点の子猫用、そして総合栄養食のキャットフードを選ぶこと!
主食は、猫に必要な栄養が全て入っている、「総合栄養食」を必ず選びましょう。
こんなに大きくなるんだから、沢山栄養が必要なのにも納得です。
2ヶ月頃の子猫にはキャットフードを複数用意しておくと安心
子猫のご飯は、離乳具合と好みに合わせて
生後2ヶ月を過ぎているなら、ウェットフードを数種類と、ドライフードを準備しておくと良いと思います。
ミルクとウエットフードを準備しておいた。
すぐにふやかしたカリカリも与えるようにしたが、あまり食べなかった。
ミルクは徐々に減らして、別で水も準備する
ミルクを飲み終わったら、お水も用意するね。
しばらくはあると安心かな、とミルクも用意していましたが、生後2ヶ月頃は卒乳の時期。
ういちゃんも、沢山は飲みませんでした。
ミルク好きな猫には、大人用もあります。
子猫のご飯は分けて与えよう!1度に沢山は食べられない
子猫は1度に沢山食べられないので、何度かに分けてご飯をあげる。
【6:00】ウェットフード+ドライフードを混ぜて
【13:00】ドライフードのみ
【19:00】ウェットフードとドライフードを別で
【2:00】ドライフードのみ
そして4ヶ月を過ぎてからは基本のフードはドライフードに切り替え、6ヶ月までは、
- 6:00
- 14:00
- 21:00
の3回に分けて与えるようにしていました。
ウェットフード、ミルクは痛みやすいので、出しっぱなしにせずすぐ片付ける
人間の食べ物は与えず、興味を持たせないのが大事です
興味を持たないよう、子猫の頃からあげないのが吉
猫に有害な食べ物は、
たまねぎ・ねぎ・にら・にんにく・チョコレート・キシリトール・レーズン・ブドウ・ナッツ
他多数あります。
また塩分の多く含まれる物は、猫の腎臓に負担がかかります。
うぅ、あまり見ないでういちゃん。
1度あげると期待してしまうのであげないこと。
植物も危険!子猫には特に注意です
猫にとって危険な植物は沢山あり、安全な植物の方が少ないです。
特にユリ科の植物は強い中毒症状をおこすよ!
絶対に飾らないようにしましょう。
飾るのを諦めたほうが無難そう。
その他誤飲にも気をつけたい
特に子猫は、興味のあるものはかじったり舐めたりして確認するので、物の出しっぱなしには注意しましょう。
ねぇ?良く物を出しっぱなしにするめで子さん?
誤飲については、こちらの記事で詳しく書いています。
【猫の誤飲まとめ】我が家の猫達が飲みこんでしまった物とその時の対処法
子猫の成長に欠かせない子猫のご飯は、注意したいことが沢山ある
- 急にフードを変えると、お腹をこわしやすい
- 食べすぎでも、お腹を壊すことがある
- 栄養満点の子猫用、そして総合栄養食のキャットフードを選ぶこと
- 1度に沢山食べられないので、何度かに分けてご飯をあげる。
- ウェットフード、ミルクは痛みやすいので、出しっぱなしにせずすぐ片付ける
- 人間の食べ物はあげない
少し面倒に感じることもあるかもしれませんが、子猫の時間は、本当にあっという間に過ぎてしまいます。
そしてしっかり食べてもらうことで、丈夫に大きく育ってくれます。
子猫のキャットフードを完全ガイド!我々のように、悩む必要はありません。