きゅっと握ったお手手に柔らかい肌、小さな赤ちゃんと、モフモフでフワフワ、スベスベの肉球の可愛い猫。
どちらも最高に可愛く、見ているだけで幸せになれる存在です。
しかしそんな1人と1匹は、問題なく同居することができるのでしょうか?
「猫は赤ちゃんにとって危険?」
「衛生面は大丈夫?」
「一体何に気をつけたら良いんだろう!?」
一緒に住んでみないと、わからないことが多くて、不安ですよね。
今回は「猫と赤ちゃんが安心、安全に同居するために気をつけたいこと」を実際に猫を飼っている我が家で気をつけていることを、まとめてみました。
2人の輝きに比べたら、道端の石ころね。
【もくじ】タップできるよ!
赤ちゃんに、猫は危険?寝返りまでのねんねの時期は、心配はなさそう
我が家の飼い猫ういちゃんの場合は、遠くから見守っていた
猫と赤ちゃんを同居させることで、1番怖かったのは、猫が赤ちゃんの上に乗ってしまったり、ひっかいてしまわないかということでした。
踏んだり、乗っかったり、引っ掻くことは1度もありませんでした。
心優しき猫なのはわかっていましたから、私は心配はしていませんでしたよ!
ういちゃんは私たちのこともしっかり避けて歩くし、段差に飛び乗る時も物を避ける子だものね。
赤ちゃんがはいはいを始め自ら近寄れるようになると、猫の性格によっては危険です
実家の飼い猫ムギとの初対面は、ムギが生後3ヶ月未満の子猫で、めで太朗が生後6ヶ月の時。
めで太朗もハイハイである程度動けたこと、ムギはやんちゃな子猫だったことから、お互い何をするかわからなくて、一発触発の空気に。
猫の性格によって「赤ちゃんに猫が危険かどうか」は大分違う
ひいぃ~。ムギやめてー!めで太朗も追いかけないで!
出逢った時期が悪すぎたわね。
赤ちゃんにとって猫が危険かどうかは、猫の性格に因るところが大きい。
めで太朗とムギはお互いがお互いをおもちゃと認識。
全く目が話せない状況に。
俺に触ると火傷するにゃ。
めで太朗が実家に来たときは、しっかりムギを見張るからね!
子猫に赤ちゃんは超危険!一緒にしない方が無難です
大人の猫と違ってどんな反応をするのか予想し辛く、力加減をまだ知らない子猫は、飛びかかってきたり噛み付いたりすることも。
子猫に赤ちゃんは危険!!!
そして、赤ちゃんに子猫も危険!!!
子猫は生後6~8ヶ月ぐらいで大分落ち着くから、それまでの辛抱ね。
産まれたばかりの赤ちゃんには、衛生面で気をつけてあげたい
めで子さん、正気なのかしら?
完全室内飼いで、しっかりお手入れできていれば、ほとんど問題はない
- 完全室内飼いである。
- ベロベロ舐めてきたりしない。
- トイレのしつけができている。
- ダニ、ノミの除去が済んでいる。
- ブラッシング、爪切りを定期的に行っている。
野良猫は、菌や病気を必ず持っていると思っておいた方がいい
ノミやダニ、寄生虫などは猫⇔人間の「人獣共通感染症」なので注意が必要です。
治療をすれば問題はないけど、妊娠中や出産直後に野良猫を保護するには、厳重な注意が必要ですね。
- 排泄物を触ったら、石鹸で手を洗う。
- キスや食べ物の口移しなど、過剰な接触はしない。
- 完全室内飼いにする。
- 赤ちゃんが飲んだり食べたりする物は、猫は近づけない
飲ませる時以外は、キャップをしておくと良いよ!
抜け毛には、出来る限り気をつけたい
空気清浄機と加湿器も購入しましたし、抜け毛が出にくいようにしていきましょう。
抜け毛はどうしても防げないので、シャンプーやブラッシングを定期的に行い、適度な掃除を行う。
もう、本当にキャワワなんですから~。メッ。
出でよ、コロコロ。
赤ちゃんを猫アレルギーにしないために、アレルゲンを少なくしよう
しかしアレルギーを発症しないよう、以下に注意すると良いと思います。
- 赤ちゃんと猫の、メインの活動スペースを分ける。
- ベビーベッドでほこりや毛を吸い込みにくくする。
- 掃除を小まめにする。
- 加湿器や空気清浄機の導入。
- ブラッシングやシャンプーを定期的に行う。
猫のフケや毛等の、アレルゲンを減らすこと
猫のおもちゃも、赤ちゃんのおもちゃも、誤飲には十分に気をつけよう
特に猫のおもちゃは、赤ちゃんが舐め回さないように注意が必要
猫部屋と赤ちゃんの部屋で分けてしまえば、その他の誤飲も防げます
おもちゃは遊び終わったらしまう。
猫がトイレと食事をする場所は、赤ちゃんの活動範囲から離す。
我が家の猫は、赤ちゃんのおむつもおむつボックスも大好き
マンガ オムツボックスの妖精
猫の手が出せないところに、おむつはしまっておこう
ギュウギュウにオムツを入れても潜り込むから、撤去したところ・・・。
愛猫も大事な家族の一員、ちゃんと気にかけているよとアピールしました
急な赤ちゃんの出現に、猫のういちゃんも戸惑いを隠せない
- なんとなくソワソワ落ち着かない。
- 人の足元をウロウロする。
- 構ってもらいたがる。
- 赤ちゃんをじっと観察している。
おもちゃで遊ぶ時間を決めて、思う存分構ってあげよう
おもちゃで遊ぶ時間を決めて、しっかり構ってあげることで、それ以外の時間の「構って~!」を減らすことができます。
猫のストレスが減ることで、粗相やムダ咬みが減ることも。
時間を決めて遊ぶことで、ストレスの発散に。
猫がストレスを感じていないか、しっかり見守ろう
そわそわした様子のういちゃんに心配していましたが、2週間しないうちに赤ちゃんがいても、いつも通りくつろぐようになりました。
また分離不安症にならなくて良かったわ。
猫と赤ちゃんは生活の拠点を分け、お互いが安心できるようにしよう
猫はテリトリーが確保できれば安心できる
我が家はうい部屋を作って、キャットタワー、猫トイレ、食事スペース、ベッド代わりのキャリーバックを設置。
めで太朗の居る部屋にも、カゴやベッドをめで太朗の手に届きにくいところに置いて、ういちゃんの居場所を作るようにしました。
赤ちゃんの活動範囲と猫の活動範囲を分ける
特にトイレ、ご飯、睡眠がジャマされないような空間を作ること。
しかし、ういちゃんの快適な生活には変えられないわね。
猫と赤ちゃん、1人と1匹がいる生活は、最高に可愛い
いくつか気をつけなければいけないことはありますが、猫も赤ちゃんも段々お互いに慣れてきます。
赤ちゃんにも猫にも、安心安全で幸せな日常生活が送れると良いですね。
小さな小さな赤ちゃんと、愛らしいモフモフの猫。
どちらもどんな宝物より、尊く大切な存在です!