猫は可愛い、猫は癒し。
猫好きの方なら「猫を見ていられるだけでも、十分すぎるほどメリットがある!」と声を大にして言うのではないでしょうか。
しかし実際に生活を始めてみれば、手はかかりますしお金もかかる、ウンチはびっくりする臭さで、良くゲロを吐き、毛をそこらじゅうに撒き散らす生き物、それが猫です。
今回は私が猫を飼い始めて感じた、「猫を飼うメリット」。
猫を飼い始めてから変わったこと、そして猫が大好きになった話をしたいと思います。
「猫がいる暮らしってどんな感じかな?」
「猫を飼って良かったことが知りたいな。」
という方は、ぜひご覧下さい。
猫を飼いたいけど不安で心配。という方は「猫を飼うデメリット」も書いているので、猫を飼ってから後悔しないためにも、そちらも読んでもらえると嬉しいです。
【もくじ】タップできるよ!
猫のお世話は面倒な半面、生活を頑張るハリがでる
猫のお世話は、当初考えていたほど大変な物ではありませんでした。
1日に15分もあれば、十分です。
猫を飼い始めると「全く何もしない日」という日はなくなる
しかし猫を飼い始めると、今日はなーんにもしたくない。洗濯も掃除も洗い物も明日でいいし、なんならお風呂もいいから、ご飯とトイレ以外は寝ていたい!
そんな生活は許されなくなってしまうのです。
時にはそんな日も、普段頑張るためには必要ですよね?しかし!
365日面倒を見なければいけない存在は、意外と励みになったりする
365日休めないというのは、プレッシャーですし辛いです。特に病気や他のことで手が回らないときは、ものすごく大変に感じたりします。
子供が産まれたばかりの頃は、私が優先的に猫ういちゃんの面倒を見ていました。
誰かを大切にすることは自分を幸せにすることだったりする
誰かに何かをしてあげて、喜ぶ姿が見たい。
昨日よりほんの少し、ちょっぴりでいいから幸せでいてほしい。
自分以外の誰かに対してそう思えることは、とても幸せなことだったりしますよね。
存在自体が尊いんだなぁ。めでを。
猫はお世話をしてくれる相手を無条件で好いてくれる
相手が猫の場合は感謝こそないものの、ご飯をあげて、身の回りの世話をして、一緒に遊んでいる場合、他は無条件で好きでいてくれるんです。
それだけで生きる気力が湧いてきます。
猫を飼うと健康になる?結果論としては間違いなくYES!
猫のゴロゴロ音は、人間もリラックスさせる効果がある
猫のゴロゴロ音の周波数は約25ヘルツ。20~50ヘルツの低周波の音は、体の緊張をほぐす副交感神経を優位に立たせる効果があります。
また低周波には、多幸感を得られる「セロトニン」というホルモンを分泌させる効果もあります。
猫が朝起きるのを待っているから、朝起きるのが楽しみになる
ういちゃんは私が朝起きて、ご飯を用意するのを心待ちにしており、起き出した気配を感じると必ずご挨拶に来てくれます。
メインはご飯の催促とはいえ、朝起きるのを楽しみにしててくれる人(猫)がいるのは、悪い気がしません。
ただ居てくれるだけで、私やあなたを癒してくれる
副交感神経やセロトニン。そんな科学的な話はしなくても、今まで動物を飼ったことがある人なら、ただ隣に居てくれるだけで、とても幸せな気分になれるのはご存知のはず。
私は今まで猫を飼ったことのなかった人生を、後悔するほどの衝撃がありました。
猫のおかげ?ガチのマジで血圧の下がった夫
さすがういちゃん、役に立つ猫!
でも本当に130超えていたのが、何もしないのに微妙に下がりましたよね~。
必ず効果があります!という話では全くありませんが、夫の中では猫のおかげと言うことになっているので、ある意味一つの真実です。
猫が子供に与えてくれる影響は計りきれない
新生児の頃から赤ちゃんを見守ってくれていた
あくまで我が家のういちゃんの場合、ではありますが、赤ちゃんの頃からちょっかいを出したり危害を加えることはなく、常に見守っていてくれました。
でも子供は赤ちゃんの頃からういちゃんに興味津々で、良く見つめていました。
指差しも、「猫」「可愛い」「しっぽ」などの言葉も猫のおかげで覚えた
我が家の上の息子は、発達が遅めで言葉も遅い子です。
2020年で3歳ですが、未だにお話するのが上手ではありません。
しかしういちゃんのことは興味があるためか、割と早い段階から名前を覚え、ういちゃんの動作を私に伝えようと、頑張ってお喋りをします。
優しくするということを子供に教えてくれた
少し動けるようになり、子供のほうからちょっかいを出すようになっても、ういちゃんは怒ったりひっかいたりすることはなく、余裕があるときは触らせてくれたりもしてくれます。
それもあって、子供はういちゃんのことも猫のことも大好き。
幼いながらも優しく嫌がられないように触る、ということは理解しており、ういちゃんが撫でさせてくれると、とても嬉しそうにしています。
アレルギーにも効果があるといわれている
最近の研究によると、小さいうちからペットと同居している方が、アレルギーや喘息になりにくいといった報告があります。
まぁこちらはオマケのような物です。
父の病床時・亡くなったとき心の支えになってくれた
生後2ヶ月の子猫のういちゃんを、我が家にお迎えして2ヶ月頃のこと。
実家で暮らす父は、癌が発覚してから1月で、あっという間にこの世を去ってしまいました。
子猫が成長し、出来ることが増えていく姿にとても勇気付けられた
父が亡くなるまでの1月は、とても短いものでした。
けれどやはり痛みに耐える姿や、食事が摂れない姿、そしてそれを見守る母や妹や弟、親族の姿を見るのは辛い物でした。
家に帰って暖かい体を抱くだけで、元気になれました。
今この時がかけがえのない時間だと教えてくれた
父が亡くなり、49日も過ぎた頃には、ういちゃんはすっかり子猫ではなくなっていました。
そして、まるでずっと家族の一員だったように過ごすういちゃんも、いつかはいなくなってしまうということを、私は意識するようになりました。
現在4歳のういちゃんは、人間の年齢でいうと私と同世代になってしまいました。
猫を飼うと幸せになれる?それは飼い主、あなた次第
ういちゃんが家に来てくれてから私は、日常ってとても幸せなんだなぁ、と感じるようになりました。
何もない1日でも、ういちゃんが元気にしていて、ご飯を食べてくつろいでいる。
しかし、そんな飼い猫の生活は、私達飼い主が守らなければ維持できません。
ういちゃんの猫生が幕を閉じるまで、可愛がり倒す所存。
猫は可愛い、猫は癒し。
そんな猫が安心して一生を過ごせるよう、これからもずっとお世話していきたいと思います。
しかし猫は、それらを全て補って余りある、癒しと安らぎを与えてくれる!
天使のような生き物でもあるのです。