現在私は2DKのペットOKの団地で、4歳のキジトラ白の猫のういちゃんと一緒に、4人と1匹で家族仲良く暮らしています。
しかし昨夜の晩、なぜだか急に
「もしも今離婚して、夫とも子供とも離れて猫と暮らすことになったら・・・?
というか猫と一緒に一人暮らし、出来るのか?」
ということを考え始め、必要以上にリアルに考えたので、誰かの参考になればとこの記事を書きました。
- 家賃や生活費は払っていける?
- どんな間取りなら、一人と一匹が快適に住める?
- 気をつけないといけないことはなんだろう?
- 後で後悔したりしないかな?
収入を手取り20万円ほどで設定したので、新卒で親元を離れて猫を飼いたい方や、現在一人暮らし中で猫を飼いたいけど迷っている人は、ぜひご覧下さい。
全くもって不必要だけど、ものすごくリアルに妄想したよ。
何を妄想してるのか知らないけど、想像でも子供の養育費は忘れるんじゃなくってよ。
【もくじ】タップできるよ!
実際の物件を探してペット可賃貸のハードルは少し高い印象
ただの妄想だけではなく、現在の住居の傍で一人暮らしペット可物件はないか、実際にHPで探してみました。
暇なの・・・?って思いました?
ペット可物件は全体の1割ほどしかない
思ったより簡単に物件を見つけることはできたのですが、ペット可物件の割合は全物件のおよそ1割程で、条件を絞ると、とたんに発見が困難になる印象でした。
築浅で敷1・礼1は発見できたが、毎月の家賃が高め
ペット可物件は敷金がかかる!という印象が強かったのですが、思ったより高額なところは少なく、敷金礼金なしのところも発見できました。
少し拍子抜けしました。敷金3とかありえると思ってたもんで。
ただし家賃自体は少しお高めなところが多く、ペット不可より毎月多く家賃を払う必要がありそうです。
猫と一人暮らしをするならこんな部屋がいい!私の考える部屋の条件
できれば1K以上、8畳以上がいいと思っていたけど
残念ながら、私の中の予算6万5千円で住める物件は、1K6畳アパートがギリギリでした。
ただこれはあくまでも現在の住居のそばの場合なので、お探しの地域や条件の中で上手に探せば、もっと広い物件でも安く見つかるかもしれません。
猫と暮らすならワンルームより1Kがいい理由
猫と一緒に住むのにワンルームを選択した場合、こんなことが気になるんじゃないかな、と思います。
- 玄関から猫が簡単に脱出できる
- 料理中猫が邪魔をしそう
- ご飯・眠る場所・猫のトイレの全てが同じ部屋
玄関からすぐにお部屋、という作りの場合は、脱走にかなり気をつける必要がありそうです。
できれば玄関からお部屋までに扉があると、安心ですよね。
飼い猫は子猫の頃、出来上がった皿の上に乗り、ういinハンバーグになりました。
予算があるのなら猫のトイレはメインとは別の部屋に置きたい
猫は臭わない生き物ですが、ウンチに関しては激臭です。
ご存知の方は、画面の向こうで頷いているでしょう。
そのため、ご飯を作っているときや食べているとき、眠ってるときにウンチをしたときのことを考えると、出来ればトイレは別の部屋であってほしい。そう思うはずです。
もちろん広ければ広いほど快適、けど思わぬ出費にもなる
キャットタワーや爪とぎ、猫のトイレ、そして人間の日用品を置くことを考えると、6畳だと少し狭く感じると思います。
やっぱり他の条件を妥協しても、8畳に住みたいところ。
しかしあまり広すぎる場合や、ロフト付きの部屋などは、冬や夏の光熱費の負担が高くなります。
冬場の3ヶ月:約14,000円~約18,000円
夏場の3ヶ月:約12,000円~約16,000円
が、かなり家計に響くわね。
音が響かないように、特にアパートなら工夫もしておきたい
下の階や横の部屋に音が響かないように、廊下やキャットタワーの傍にはカーペットなどを敷いておいたほうが良さそうです。
一人と一匹の生活費はどのぐらい?毎月の出費は大したことはない
収入を手取り20万円、家賃は6万5千円で生活できるか考えてみました。
ただ2年目からは市県民税が引かれることを、考慮しておきたいですね。
猫にかかる毎月の出費は約5千円程
- ご飯代:おやつと合わせて:約3,500円
- トイレ代:約1,000円
- 爪とぎ代:2ヶ月に1度交換:約1,000円
他にも消臭スプレーやおもちゃ、コロコロ代などの雑費も、ちゃんと考えておきたいところ。
電気代は毎月1万円で計算しておく
一人暮らしであれば、エアコン代以外の待機電力が少ないので、思ったより安くすむ可能性もあります。
初期費用は約3万5千円!一緒に暮らすために必須の猫グッズ
- キャットフード:2,950円
- 猫用食器(フード・水入れ):3,078円
- 猫用トイレ:3,073円
- キャリーバック:3,664円
- 猫用ベッド:3,180円
- ケージ:4,800円
- 爪とぎ:1,136円
- コロコロ:728円
- キャットタワー:7,256円
- 猫用ブラシ:3,809円
- 猫用爪切り:1,930円
※2020年5月・アマゾン楽天調べ
詳しくは「野良猫を飼うってお金がかかる?【実際かかった初期費用】野良ならではの出費」でまとめています。
もしもの為の猫貯金・病気になる前にまとまった金額を用意しておきたい
私の場合は100万円を目安に、独身時代の貯金を当てるつもりでいます。
- キリがいい
- 大きな病気をして、30万から50万ほどの手術の場合でも対応出来る
- 大きな病気の場合、検査や入院で手術と同じぐらいかかると聞くから
私に慰謝料が発生してそうな状況よね。
100万円を貯めなおすなら、5年間で毎月1万6千円程、貯金が必要です。
お金のかかる趣味がある・節約が苦手な人は猫と一緒はおすすめできない
猫との暮らしの生活費予想
- 家賃:65,000円
- 猫にかかる出費:5,000円
- 猫にかかる雑費:2,000円
- 猫のための貯金:16,000円
- 電気代:10,000円
- 食費:35,000円
- ガス・水道:6,000円
- 通信費:8,000円
- その他雑費:10,000円
- 貯金・保険:25,000円
猫貯金は掛け捨てではないから、健康でいてもらえればそのまま貯金になるしね。
手取り20万で猫と趣味の両立は難しそう
でも毎月これぐらい、趣味にかけてる人も沢山いそう。
貯金を少なくして、食費を節約、電気代もお安く・・・!と頑張れば捻出できなくはない金額ですが、やはり厳しい。と言わざるを得ない状態です。
猫はお金のかかる一生辞められない趣味
どんなにお金のかかる趣味でも、辞めると決めればもうお金はかかりませんが、猫の場合そうはいきません。
猫は趣味以上に尊い、お金が掛かるのは当然!と思えないのなら、1人暮らしで猫を飼うことは負担に感じることがあるかもしれません。
旅行や外泊だけでなく、飲み会だって猫を飼っていれば行き辛い
たとえば朝起きてご飯、仕事から帰ってご飯という場合、飲み会やお出かけで遅くなる時は、何かしら対策をしなければなりません。
自動給餌器があればご飯はとりあえずOK
トイレ掃除は誰も変わってくれない
朝8時に家を出て、もし飲んで帰って帰りは12時過ぎ・・・ともなれば、最低でも1度はウンチをしている可能性が高いです。
そして2回目のウンチが汚れたトイレでは出来ずに、粗相をしてしまうということもありえます。
長時間あけないようにするか、スペースを犠牲にしてトイレ2台にするかですね。
猫も一人は寂しい?一人暮らしの家の猫はかわいそう?
猫は1日に16~20時間は眠っている
寝る子=ねこ、というだけのことはあり、本当に1日中猫は良く眠っています。
ある程度生活のリズムを合わせてくれる
ご飯の時間や、飼い主の起きるタイミングに合わせて姿を現し、何か要求があればその時にしてくれることが多いです。
気分ではないのに構うと、すごく嫌な顔をされます。
遊ぶ時間を決めておけば理解してくれますし、楽しい時間を共有することで、猫との絆も深まります。
一人暮らしでもしっかり世話をして、構う時間があればかわいそうではない
しっかり毎日ご飯をあげて、トイレ掃除やブラッシングをして、要求には答えるようにしていれば、一人暮らしの家の猫でもかわいそうなことはない、そう思います。
でもいざという時に頼める人がいない状態で猫を飼うのは大変かも
基本的に一人暮らしで動物を飼うならば、自分で全ての責任を負い、面倒を見る覚悟が必要だとは思いますが、時にはどうしても、という時もあると思います。
常に運良く、思った通りに物事が運ぶわけではないですよね。
- 猫が病気で、週に何度も通院が必要になった時
- 飼い主が病気で、家を空ける必要がある時
頼れる人がいなければ、基本はお金で解決することになるはず。
一人暮らしでもお金の余裕・心の余裕があれば猫は飼える
猫は癒しとぬくもりを与えてくれますし、一緒にいれば一人暮らしが寂しく感じることは少ないと思います。
しかし、一人暮らしは自由だからこそ、ペットを飼うなら、お金もそして心の余裕も必要になるということが、今回良くわかりました。
新生活を始める方は、少し生活が安定してからの方が安心できるかも。
アラフォーにそろそろ手が届く、幼児2人の子持ち主婦です。