保護猫を飼うって難しい？条件や流れをわかりやすく説明

猫について興味のある方はご存知だとは思いますが、猫を飼いたいと思った時に、

「保護猫を飼おう！」

と思う方は、少ないのではないかなと思います。

御機嫌よう。めで子です。

きっと「少し敷居が高いなぁ。良くわからないし。」と感じている方が多いはず。

そして「ちょっと面倒そうだなぁ・・・。」と感じているのではないでしょうか。

そこでこの記事では、保護猫を飼いたいと思った時の流れと、

についてまとめています。

保護猫について興味のある方、保護猫を飼いたい方は、ぜひご覧下さい。

わかりやすく、保護猫を飼いたい！から保護猫を飼うまでを説明していきます！

保護猫を飼いたいと思ってから飼うまでの流れ

どこから、誰から保護するのかによって、細かい流れは変わってきますが、大まかな流れはこんな感じになると思います。

自治体であれば、都道府県や市町村でルールや譲渡の条件が決まっています。

個人や団体なら、それぞれ独自の判断ですよね。

どこから猫を保護するかによって流れは変わる

保健所や動物愛護センターの場合【自治体】

県や市によっては流れは変わるけど、譲渡前講習があるところが多いみたい。

譲渡会を行っているところもあるよ。

猫の保護団体の場合【ＮＰＯ法人や個人】

希望の多い猫の場合、抽選になることも。

保護猫カフェの場合【ＮＰＯ法人や一般社団法人】

まずは猫と触れあいに遊びに行ってみよう。

どこもすぐに飼い始めることはできない

保健所や動物愛護センターの場合

数週間～数ヶ月

病気の猫や子猫が多く、譲渡できない猫も多くいる保健所。

すぐに譲渡できる猫がいなければ、保留状態になることも。

猫の保護団体の場合

１週間～２週間

譲渡会の当日にすぐに連れて帰れるわけではなく、トライアルの日程を調整して、その後自宅までお届けしてくれることが多いです。

トライアルでお互いの相性が良好だと思えれば、引き続き一緒に暮らすことができます。

保護猫カフェの場合

１週間～好みの子を見つけるまで

猫カフェで保護猫を飼うなら、ゆっくり探すのがおすすめです。

保護猫に払うお金は１万円～３万円ほど

ちゃんとしたところは、内訳を教えてくれるし、ワクチンの証明証もくれるよ。

保健所＝タダのイメージがあるけど、ワクチンや避妊手術代が必要な場合も。

保護猫の譲渡の条件は厳しい！

というのも、里親に出した先でしっかり飼育してもらえなかったり、虐待されたり転売されたり、ということを防ぐためです。

「心から保護猫を飼いたい勢」なのに条件が合わないと、理不尽だな、と思ってしまうけど。

保護した猫が不幸にならないように、慎重にならざるを得ないのね。

基本的な猫を飼う条件

上記に加えて誓約書への捺印や、書類での契約を必要とするところが多いです。

こちらの基本条件に関しては、猫を飼おうと思うのなら、クリアしておきたいことだと思います。

得にハードルが高いとは思わないけど。

学生さんが飼えないのは、きっと今後の生活の変化を考えてのことね。

かなり厳しい条件のところもある

基本の飼育条件以外に関しては、各保健所や各団体によって本当に様々です。

色々なＮＧがあるので、まとめてみました。

ヒエッ。むしろ・・・飼える人いますの？

人柄重視、保証人付きで考慮なところもあるよ。

アキラメルン。

アキラメロンでしょ。っていやいや諦めないで。

これはただの例で、全てをクリアしなければいけないわけではないよ！

ただこんな場合は、どんなに他の条件が良くても厳しいかもしれません。

我が家では仲良く暮らせてる、といいたいけど、やはり猫側はストレスが多少なりともありそう。

先住猫がいたり、専業主婦や専業主夫がいると、可な場合もなくもない・・・といったところ。

条件に合わない場合は？ポイントは相性の合う保護先を見つけること

基本的に、譲渡会を行っている団体や、保健所や動物愛護センターでは、ＨＰなどで情報を公開しています。

見つけたら連絡を取り、きちんと説明や対応をしてくれるところに決めるのもおすすめです。

厳しい条件にはメリットもある

猫をお願いする人がいなくても、相談する人がいてくれると少し安心ですよね。

お互いの不安を解消できるから、ＷＩＮ ＷＩＮだ！

譲れるところと絶対嫌なことを決めて探してみよう

とはいえ嫌な物は嫌ですし、譲りたくないこともあると思います。

自分の中でもＮＧ項目を決めて、相性の合いそうなところや、応相談のところを探しましょう。

相性大事。この人ならって人や、この団体なら信用できる！と思えるところを探そう。

【保護猫の探し方】猫を保護してるのは一体だあれ？

ここまで読んでくださった方は、「いろいろな所で猫が保護されてるのはわかったけど、じゃあまずどこで探せばいいの？」と思ったのではないでしょうか？

誰が保護してるの？てかどう違うの？にも答えます。

すぐに猫を探せるのは里親掲示板サイト

インターネットさえ繋げれば、写真から今すぐに保護猫を探すことができます。

探しやすいのは里親掲示サイトで、地域やキーワードを絞り込んだり、保健所に収容されている子を探すことも出来ます。

写真も見れるしすごい！

皆これで探せばいいのでは？

いえいえ、メリットもあれば、デメリットもあるものよ。

個人間のやりとりはトラブルになるケースも

個人間でのやりとりは、トラブルになるケースもあるんです。

なるほど。玉石混合なわけね。情報の見極めが大事とな。

サイト内のみで判断せずに、ＨＰやＳＮＳを確認したり、連絡した時の対応や説明に問題がないか、しっかり確認するようにしましょう。

自治体(保健所や動物愛護センター)

これはわかるわ。お国の施設よね。

基本的な譲渡の流れや譲渡の条件はどこも必ず確認できますが、写真などは掲載していないところも多いです。

まずは探してる地域のＨＰを確認して、条件を確認することから始めます。

里親サイトとは違って、写真があるところは少ないし、この子を飼いたい！というのは難しそう。

問い合わせ先の連絡先も必ず載っているから、そこで詳しく聞くことができます。

保護団体って？ＮＰＯ法人や個人の団体など色々ある

猫の保護団体、と一口に言っても実はかなり色々な団体があります。

ＮＰＯ法人とは

「NPO」とは「Non-Profit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略称で、様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の総称です。

内閣府ホームページ「ＮＰＯのイロハ」より抜粋

・・・３行でわかりやすくどうぞ。

お金目的じゃなく社会活動してる、認可ありの10人以上の団体！

一般社団法人は？

お金目的じゃなく、社会活動してる2名以上の団体！

両方とも超ザックリな説明だよ！

里親募集サイトで譲渡会の日程も確認できる

先ほどご紹介した里親掲示板サイトでは、譲渡会情報も更新されています。

トップページの「イベント」で譲渡会を探してみてね！

探している地域の県や市＋譲渡会で検索すれば、他の情報も出てくるかも。

【保護猫カフェ・動物病院】その他こんな場所で保護することもできる

保護猫カフェはメリットが多くおすすめ

保護猫カフェは、遊びに行ってもいいし、お迎えする子を探してもいい。

まさにこの世の天国、猫の宝石箱や～。

彦摩呂さん、他にもこんなところがおすすめですのよ。

１番悲しいのが、猫を飼い始めてこんなはずじゃなかった！って思うことですからねぇ。

譲渡会や保健所からの譲渡の場合は、ゆっくり触れ合って決められるわけではないので、直感勝負になりがちです。

当日に決めるのと違って、ミスマッチが起きにくいのがすごくいい。

動画や写真が多くて、雰囲気がつかみやすいので、保護猫カフェを知りたい方は必見です！

動物病院・トリミングサロン

ＨＰで公開しているところもありますし、昔ながらに張り紙をしているところもあります。

動物病院なら健康状態を見てくれているので、安心して飼い始めることができます。

我が家の近所のサロンは、張り紙がしてあるわね。

動物に係わるところは、チェックしておくと意外な出会いがあるかも。

保護猫を飼う選択肢も一度考えてみて

保護猫を飼うのは、少しハードルが高く感じるかもしれませんし、条件も厳しいです。

個人的には「猫を飼って幸せになったから、猫好きさん皆に猫を飼ってほしい。」そう思っているので、猫を飼うきっかけや場所は、実はどこでもいいと思っています。

運命を感じて飼い始めて、一生お世話できるなら、どこで出会うかは関係ない。

違法性のあるところや、扱いの酷い所は別ですが。

けど、選択肢として「保護猫を飼う」ということを知ってもらえることで、家族のいない猫を減らすことができたらいいな、と思ってこの記事を書きました。

皆様にも、猫達にも、良い出会いがありますように。